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B&B(ビー アンド ビー)は、日本の漫才コンビ。広島県広島市出身の島田洋七(しまだ ようしち、1950年2月10日 - )が、相方を4度変えたコンビ名である。本稿は特に岡山県笠岡市出身の島田洋八(しまだ ようはち、1950年2月13日 - )と組んだ三代目B&Bについて詳述している。このコンビの東京進出が漫才ブームを誘発・点火させた〔サンデー毎日1980年10月5日号「大特集秋の新番組を彩る『100人の顔』」という記事の「笑ってる場合ですよ!」B&Bの紹介に「『ヒロシマー』、『オカヤマー』のギャグで東京進出、一大旋風を起こす」と書かれている(149頁)。〕〔#gendai2004424、p192-195〕〔漫才歴史ミステリー 笑いのジョブズ(朝日放送)2013年3月24日(漫才歴史ミステリー 笑いのジョブズ - 関東版TVトピック検索 - Goo お笑いナタリー - 漫才界のジョブズを解き明かす歴史ミステリーまもなく放送 )、「笑いのジョブズ」をご覧になった方へ: 続・お笑い作家の吐息 〕〔#80年代3、p2〕〔#中田、p18、19〕〔島田洋七 - be amie オスカープロモーション所属タレント・モデル公式SNS 、島田洋七「講演で日本一になったる」 、漫才が愛され続ける理由 | Trace 「トレース」- NTTグループカード 2013年02月10日(日) - 今日は何の日? - CDJournal.com 、ザ・ぼんち・里見まさと『おおきに! 漫才 人生は何歳からでもやり直せる』、ヨシモトブックス、ワニブックス、2013年、p57〕。 コンビ名「B&B」は、洋七が昔アルバイトしていた大阪宗右衛門町のディスコの店名を勝手に拝借したもので、特に意味はない〔#こんな人生で(13)2013年7月23日〕。 == 経歴 == === 初代B&B === *1971年、島田洋介(のち島田洋之介)・今喜多代に入門した島田洋七が〔、1972年、六代目桂文枝(当時・桂三枝。以下三枝)に紹介された団順一(現在の放送作家・萩原芳樹。以下萩原)と初代B&Bを結成〔〔#こんな人生で(14)2013年7月24日〕、洋七は島田洋一名で漫才師としてデビューした(以下洋七)。コンビ名は師匠である島田洋介から「洋一・順一」と付けられたが、洋七はいかにも漫才師らしい名前がしっくりこず〔、"今"という最新のネタをテーマに喋る仕事だからこそ、ネーミングも今風にしたいと洋七がバイトしていたディスコの店名を拝借して「B&B」と命名した〔〔#80年代3、p5〕〔#転起力、p88〕。今でこそコンビ名をつけるのは当たり前だが、コメディNo.1がその先駆けで、当時はまだ珍しく〔、師匠からはこっぴどく怒られて、「何の意味があるんや!」と怒鳴られ、苦し紛れに「ボーイ&ボーイの略です」と答えたものが、現在もコンビ名の由来として一部の文献に見られる〔。 *初舞台となった名古屋・大須演芸場のお客は5人だった。当初は萩原がリーダーで、洋七はツッコミ担当。弟子上がりで素人然の洋七に対し、学生時代から横山やすしや桂三枝の薫陶を受け、テレビやラジオのお笑い番組で前説を担当していた萩原が洋七に教え込む形でリードしていた〔。後に漫才をそれまでの"8ビート"から"16ビート"に上げたといわれる、洋七のマシンガン漫才のルーツは、萩原に「面白いから見に行こう」と誘われて見た松竹芸能の浮世亭ケンケン・てるてるであった〔〔伝説の漫才師・浮世亭ケンケンさんが語る“失踪事件”の真相 、p-2 、p-3 〕〔洋七が公言しているものの、初代B&Bの結成時点ではまだ浮世亭ケンケン・てるてるのコンビは存在しておらず(ケンケン・てるてるの結成は1974年)、洋七の誤認か記憶が混同している可能性が高い。ちなみに素人だった洋八とコンビを組み直した頃には、「ケンケン・てるてる」は芸人仲間からは一目置かれた存在だった。当時の相方である萩原芳樹も自分のブログでこの点を指摘しており、萩原は当時相方に参考として見せたのは同じ国分健二が別の相方と組んでいた浮世亭ケンボー・ヒロボーだったと壊述している。(続・お笑い作家の吐息2013年03月25日 )〕(詳細は後述)。 *初舞台から11ヶ月で最優秀話術賞を受賞〔#転起力、p87〕。当時の芸能雑誌に若手の有望株として東京のマックボンボン(志村けんが井山淳と組んでいたコントコンビ)とともに紹介されるなど注目されていたが、萩原がそのころトップホットシアターにてはな寛太・いま寛大の舞台を見て自信を喪失して失踪。こうして初代B&Bは消滅した〔〔続・お笑い作家の吐息2013年03月04日 〕〔トクベツキカク - SmaSTATION!! 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「B&B (お笑いコンビ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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